平成19年度事業報告書
当協会は、平成18年5月26日の発足以来、関係者の協力を得て順次に事業の実施を重ねてきた結果、これらの活動が実績となって、公募案件への応募が採択されるとともに、団体表彰を受けるなど、法人としての社会的な評価は確実になされつつある。
このような事業の実施は、当協会の目的に沿う事業計画の下、平成19年度においてⅡのとおりである。
I 会務
１．通常総会の開催
日時： 平成19年6月27日
場所： ドーンセンター
内容： 補助事業への応募など平成19年度の事業計画・予算等を決定
出席等： 正会員25名(うち、委任状6名 )
２．理事会の開催
【第2回理事会】
日時： 平成19年6月14日
場所： 中央谷町ビル 4F会議室
内容： 平成18年度の事業報告・決算報告等の審議
出席等： 理事8名(うち、委任状1名)、監事1名
【第3回理事会】
日時： 平成20年3月20日
場所： 中央谷町ビル 5F会議室
内容： 平成20年度の事業計画。予算の審議
出席等： 理事8名(うち、委任状1名)、監事1名
３．会員(平成20年3月31日現在)
正会員 25名、賛助会員 4名
Ⅱ 事業の実施に関する事項
特定非営利活動に係る事業
(1)環境に関する情報の収集及び情報の提供
【概要】
大阪府が関与する環境セミナー等に積極的に参加し、その情報を収集するとともに環境イベントでの環境諸団体等との交流により、情報収集・提供を行った。
また、当協会が講演者となる環境セミナーでの情報提供に加え、当協会のホームページの充実を図つた。
【環境セミナー等による情報収集】
行政や環境諸団体等との日常的な情報交流を行うとともに、次のセミナーやシンポジウムに参加し、関係機関等から必要な情報の収集をした:
①環境農林水産総合研究所の発足記念シンポジウム（6月22日)
②パナソニック基金説明会（7月4日)
③JHFC大阪水素ステーション開所式・オープニングイベント（8月23日)
④ IBM環境シンポジウム高槻（11月1日)
⑤第２回FCEXPOセミナーIn大阪（12月4日)
⑥ストップ温暖化大阪シンポジウム（2月15日)
⑦さんぱいフォーラム環境シンポ（3月21日)
【イベントやセミナーでの情報提供】
下記の「環境に関する啓発」での普及啓発活動やイベント事業、「環境教育。学習に関する支援」でのセミナー事業において情報を適切に提供できるよう、各種のパネルやパワーポイントの作成を行つた。
【ホームページの整備】
法人の設立時に開設していたホームページを整備。充実し、アクセスも容易なものとした。
http://hw001.gate01.com/ssk-yagi/
(2) 環境に関する啓発
【概要】
関係行政機関、市民・企業・団体等が実施する環境イベント等に積極的に参加し、ブース展示や環境ゲームを実施した。
また、1月4日に公募のあった「JHFC大阪水素ステーションにおける水素・燃料電池の普及啓発活動」事業に応募し、採択を受けて1月31日に契約し2月1日から普及啓発活動を実施した。
【堺7-3区はじまりの森記念植樹祭】
11月4日 堺7-3区の山
・廃棄物の啓発パネルやエコ・リュックサックの説明パネノンを展示・説明
・ブース前でボーリングゲームを実施
・斜面への記念植樹
・参加者は300名以上
【一村一品知恵の環大阪大会】
11月29日門真なみはやドーム
・オペアの啓発パネルを展示・説明
・大阪府が準備した環境ゲームを実施
◎環境紙芝居 ◎環境カルタ.
◎○×ゲーム ◎輪投げ
・参加者;100名以上
【水素・燃料電池普及啓発活動】
（財）エンジニアリング振興協会からの委託事業
2月1日から3月31日 JHFC大阪水素ステーション
・啓発資材は、エン振協などからの提供
・毎週の火曜日と木曜日に、同所の見学者に説明
・3月20日に親子教室のイベントを実施
・イベントは、おおさかFCV推進会議と連携
・延べ参加者は100名弱
(3) 環境教育・学習に関する支援
【概要】
今年度は、環境研修に関して食品関係や廃棄物関係などの団体からの要請を受け、また、独自の事業として関係団体と共催し、講師として会員を派遣した。
【産業廃棄物管理士講習会】
講習会への講師派遣（(社)大阪府産業廃棄物協会からの委託事業）
7月 6日 (堺市市民会館)
8月31日 (農林会館)
10月25日 (農林会館)
12月21日 (農林会館)
1月18日 (農林会館)
3月 7日 (農林会館)
講習会用のテキスト作成
上記のテキストについて、講習会開始までに作成
産廃協会から受託し、テキスト委員会を設置して対応
【和泉イブニングセミナー】
（社）大阪府技術協会と共催で、テーマは『産業廃棄物の排出責任達成への道』
会場は和泉シティプラザ
和泉市ものづくリサポートセンター会員の15名が聴講
2月6日、13日、20日、27日の延べ4回
【近畿農政局関係での講師派遣】
◎近畿農林水産関連企業環境対策協議会セミナー
5月14日アサヒビール西宮工場農林水産関連企業の55名
テーマ： 地球温暖化対策について(温暖化から、気候変動への転換)
◎近畿農政局公害防止管理者研修
2月20日エル大阪農林水産関連企業の80名
テーマ： 「エネルギーと環境」公害防止管理者への講演・研修
(4) 環境保全に関する調査・提案等の実施
【概要】
当協会の目的に合致した環境保全への取り組みについて、事業者が適切な対応を図れるよう、『環境対策相談所』の設置を企画し、環境基金の補助を得て実施した。
また、大阪府が条例で実施した流入車対策(府外からの流入規制)については、その啓発に係る府の方針(予算化)が明確でないため、連携のあり方を継続検討とした。
【環境対策相談所】
10月22日に大阪府産業廃棄物協会環境基金に申請し、11月1日の基金判定委員会で承認され、12月1日から関西環境保全事業協同組合に事務拠点を置く『環境対策相談所』を設置した。
相談所は、下記の所在地等になつている。
住所： 〒540‐0012大阪市中央区谷町 3‐4‐5 中央谷町ビル408号 関西環境保全事業協同組合気付け
電話・ファックス： 06‐6943‐9600 E‐mail: opea@alto.ocn.ne.jp
相談所は、全期間14ヶ月(平成21年1月まで)にわたり、PRを進めるとともにパイロット等の事業充実を図つて行くものである。
Ⅲ 会議等（事業の実施に関するもの)
事業実施については、実施に伴う必要な作業以外に、事業の新企画や運営全般の調整に関して企画運営委員会を開催し、事業の充実・完遂を期した。
4月 5日(木) 場所： (社)大阪府産業廃棄物協会4階会議室 (12名)
5月10日(木) 場所： (社)大阪府産業廃棄物協会4階会議室 (13名)
6月14日(木) 場所： (社)大阪府産業廃棄物協会4階会議室 (11名)
7月 5日(木) 場所： (社)大阪府産業廃棄物協会5階会議室 (10名)
8月 2日(木) 場所： (社)大阪府産業廃棄物協会5階会議室 (6名)
9月 6日(木) 場所： (社)大阪府産業廃棄物協会5階会議室 (9名)
10月 4日(木) 場所： (社)大阪府産業廃棄物協会5階会議室 (10名)
11月 8日(木) 場所： (社)大阪府産業廃棄物協会5階会議室 (10名)
12月 8日(木) 場所： (社)大阪府産業廃棄物協会5階会議室 (10名)
1月10日(木) 場所： (社)大阪府産業廃棄物協会5階会議室 (11名)
2月 7日(木) 場所： JHFC大阪水素ステーション (11名)
3月 5日(水) 場所： JHFC大阪水素ステーション (9名)